YAMAHAの2-4chパワーアンプ M-35についてクラックの入った基板は、
単層のベーク基板のようなので、ちょっと修理してみることにしました。
クラック上にあるパターン上のレジストを剥がしてはんだ付けしてみましょう。
クラック上のレジストを剥がして磨き、フラックスを少し塗ってあります。
パターンをはんだ付けして回路を修復しました。
無事電源が入るようになりました。
スピーカーと入力(CDP)を繋いで音が出るか、確認しました。
音が出ることが確認できました。
ただし、基板のクラックはそのままにしてありますので
今後進展すると他に影響が出るかもしれません。
今回の基板は単層でしたのでうまくいきましたが、
2層以上の基板だとこう簡単には行かないでしょう。
しかし、L-chに関しては、ボリュームを絞っていくとノイズが出たり
音が割れたり不安定です。また、両chとも、ボリュームにガリが見られます。
既に製造から35年近くなっていますので、コンデンサの容量抜けなどの可能性もあり、
このアンプは、このまましばらく使った後、改造した方がいいかもしれません。
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