梅雨明けとともにあっつい日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。
暑さ対策すると、コロナ対策ができなくなったりと大変と思います。
さて、先日某ハードオフにてTASCAM(TEACの業務用ブランド)の
PA用(たぶんモニター用)のアンプをジャンクにて格安で入手しました。
電源は入ることだけを、その場で確認(リレーが働くまで)しました。
電源トランスは無事、バランス入力端子付きで部品取りとしても安い。
ハードオフで入手したTASCAM PA-20mkⅡ |
電源ケーブルが改造されています。
早速動作させてみました。
BTL接続では問題ないように思われましたが、2chモードにしたとき
右chからは音がでませんでした。
このアンプは、SANYOのパワーユニットを使用しているので
修理は困難と思われます。
トップカバーを外したところ。立派な電源トランスがあります。 |
中の部品点数は結構少ないです。
保護回路とリレー駆動回路と
バランス⇒アンバランス変更用の回路
(汎用オペアンプNJM4558L使用)
この際なので基板を取り外してしまいます。
基板を取り外しました。 |
完全な部品取りです。
さて、再利用するのは、
1、改造された電源ケーブル
2、電源スイッチ関係
3、電源トランス
4、スピーカー端子
5、LED関係
6、ボリューム関係
7、バランス入力端子
8、ヒートシンク
9、シャシー
10、とりあえずヘッドホンジャック※
※これはとりあえず必要ないので外観保持のため。
ということで外見を変えずに中身を入れ替えます。
中身は、TDA7293という100W級のICアンプにします。
基板はaitendoのキット用を使用することにします。
今は在庫切れとなっていますが、数年前までは基板のみの販売もありました。
aitendoのH/Pには赤い基板ですが、
今回使用するのはこのキットの初期バージョンの青い基板です。
パターンはほぼ同じで、レジストの色違いですが、
赤い基板は、はんだめっきのようですが、
青い基板は金(フラッシュ)めっきとなっています。
基板に取り付ける抵抗などは1/4W用ですが、今回使用するのは1/2Wで
穴間隔がぎりぎりです。
aitendoのH/Pで回路図が公開されていますが、
このまま組み立てると、ちょっと音のザラつきが目立ちます。
というのは以前に赤い基板で製作しています。
くそでかい電源トランスを積んで、電源電圧を±50Vをかけて100W以上。 |
今回はザラ付きを無くそうとちょっと入力と出力にフィルタを用いました。
凶と出るか吉とでるかは、作ってからのお楽しみ。
今回は出力を50~60Wぐらいに抑えて音質優先とします。
また、せっかくバランス入力端子がついているので
そちらも使えるようにオペアンプによる変換もつけました。
贅沢に(私としては)BBのOPA2134を使っています。
音的には以前に作成したものに比較すると
格段に聴きやすくなっています。
今のところバランス入力とアンバランス入力の切り替えは
手動で、ショートピンの入れ替えで行います。
LEDもPowerはそのまま、
ProtectionとBTLは
手動でつけられますが、いずれ(いつになるか分かりませんが)
ヘッドフォン端子をバランスーアンバランス切り替えにして
LED連動にしたいと考えています。
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