2024年6月30日日曜日

古いミキサーのレストア

 Aurexのレストアしなければならないプリアンプを入手しましたが、

その前に昔(1970年代)に入手した6チャンネルミキサーのレストアです。

AMDEK Stereo 6ch Mixer MXK-600
 1977年から1981年に製造されたものの1台です。
レストア後 MXK-600改

オリジナル回路図
レストア後回路(定数変更)

レストア前
レストア後(出力端子をRCAに変更)

レストア前
レストア後(電解コンデンサー交換)

今回は、終了です。
使われているオペアンプの交換は行っていません。
パネルがアルミならば、ヘッドフォンアンプと端子をつけようと考えていましたが、残念ながら鉄板で、加工がむつかしいのと、電源が貧弱なのでアンプの追加は無理と判断しました。レストア前後で特に音質の変化は見られないと思います(私の耳では・・)。

次のレストアは、Aurex SY-330です。どなたか回路図か、回路図が見られるURLを教えていただけませんか?

2024年6月16日日曜日

お寺大会(レストアねた入手編)

 6月恒例 世田谷妙法寺お寺大会に行ってきました。

とりあえずオークションで入手したモノたちの中でジャンク品がAurexのプリアンプ。

非常に薄汚れています。

中はいたって簡単なディスクリート(ICはありません)構成になっています。

小さな電源トランスです。ヒューズがありません。

電源コードは根元からつぎたされており、出力ケーブルは断ち切られています。
このままでは、使えませんので、大幅なレストアが必要と思います。

1、ヒューズの追加
電源コードが根元で継ぎ足されていて危険なのでヒューズ付のACインレットをつけましょう。
これも同時に入手しましたので、電源はこれに交換。ヒューズ付ですが中身が変。
ヒューズを取り出してみると、あれ!!
銀紙が巻かれたヒューズが出てきた。なんだこれ?
ヒューズ切れてんじゃん。これじゃヒューズの役目はたしてないじゃんかっ!!

昔(私が免許取りたての頃)、車のヒューズが切れてライトが点かなくなったとき、ガムの銀紙を巻いたことがあったけど、応急処置だったよねぇ。
皆さんはこんなことしてはいけません。ヒューズが切れたときは、切れた原因を取り除いた後に、正規のヒューズを入れてください。

2、電源トランスの交換
電源トランスが小さいのでもうちょっと大きなサイズでゆとりを持たせるようにしましょう。

3,電解コンデンサーの交換
かなり古い電気機器なのでそろそろ電解コンデンサーが容量抜けが出るころではないでしょうか?交換しましょう。電源強化で電源部は同サイズの一回り容量アップを狙います。

4,出力端子の新設
出力ケーブルがそのまま外に出ているタイプで、しかもちょん切られているので、RCA端子をつけましょう。

5,マイク端子の変更
私にとってマイク端子は必要ありません。よってここにヘッドフォン端子とアンプをつなげてみましょう。

6、各部の清掃
薄汚れているパネル、つまみ類の清掃をします。どこまできれいになるかは不明です。

 さてこれらの改造がいつ終了するかは未定です(仕事ではありませんので今後のたのしみということで)。また、現在の音が確認できませんので改造によってどの程度音が良くなるのかはわかりません。